茶壺房 淺沼幸子プロフィール

おいしい紅茶のある暮らしお茶の時間をゆったり過ごしたい人のために― 茶壺房

淺沼幸子


東京都出身。実家は日本茶屋。

演劇の世界から児童文学にひかれ、英国の絵本の中の「お茶の時間」に興味を持ち、紅茶研究へすすむ。英国で紅茶文化を学び、スリランカ・中国・台湾などの国々でお茶の製法や審査・茶芸などの研鑽をつむ。日本では静岡で日本茶を学び、狭山では茶業試験場にて日本茶種から紅茶のテスト製造を試みる。大学では経済専攻、後に紅茶の水色が人の心にどのように影響するのかを知るために武蔵野美術大学にて色彩心理と色彩学を履修する。子育て期間はこどもの文庫にかかわり、本の読み聞かせや、図書館の選書会、日本こどもの本研究会の波木井やよい氏に学び、1986年こどもの本世界大会・第20回IBBY東京大会に文庫連から出席。

ライフワークとして現在では大人のための読み聞かせをおこなっている。長野県茅野市レストラン歩庵にて「紅茶のおはなしと詩」昭和のくらし博物館にて「大人のための月夜の朗読」大田区久が原クロスクラブにて「大人のよみきかせ」など。

また、紅茶セミナーはプロを対象にカフェオープン時のメニュー作成、おいしい紅茶の入れ方などを指導している。

職歴

1992年

主婦から老舗フランス料理店のマネージャーとして勤務しつつ、ティーインストラクターの資格を習得。レストランウェディングを多く手がけ、東京体育館VIPルームにて、皇族に紅茶を入れる機会に恵まれる。喫茶店経営(柴田書店)に記載される。

1994年

大手紅茶会社に転職。CR事業部配属。青山の紅茶教室を立ち上げから携わりスタートさせる。専属講師として、紅茶・日本茶・中国茶・ジュニアコース・シニアコース・研究会・大使館セミナー・TV・雑誌・新人講師の育成・銀座教室・大阪教室にかかわり、千趣会「英国スタイルで学ぶ・紅茶レッスン」の教科書の監修を手がける。

1998年

英国祭参加、児童演劇協会合同公演「不思議の国のアリス」の中の紅茶のシーンの指導にあたる。

2000年

大手紅茶会社の組織編制変えを機に退社。

2001年

茶壺房設立。紅茶の製造、業務用紅茶卸を開始する。パティシエのコンクール受賞作品のお菓子に合わせた紅茶を製造し、洋菓子店・レストラン・カフェなどに紅茶を卸す。千趣会通販と紅茶の業務提携、ホテル・デパート・東京電力館・大手企業・銀行・航空会社等でのティーセミナー、学校・社会教育会館等で講演会、財団主催のチェロコンサート・ピアノコンサートとのコラボレーションあり、TV・雑誌の取材を受ける。柴田書店「カフェ.スウィーツ」・河出書房新社「女の資格・特技活用大辞典」・旭屋出版「展開するチョコレート」・読売新聞夕刊・食品専門誌などに記載され、現在にいたる。